大物釣りは格闘技

大物釣りは最終的には格闘技である！！。
そして、大物との精神的な駆引き、お互いの経験値
一瞬たりとも油断出来なく、・・まさしく一進一退を繰返す
「心技体、・・一体の武道」である事をまざまざ体験した
今回の「紋別沖、理樹との釣行」である。
7/22、朝　紋別沖は　一面海霧で視界10ｍ
この日の本命は、最近話題の「オホーツクのブリ」

当日の仕立仕様
船籍名/第28海洋丸、リール／SHIMANO　BIOMASTER6000
　　　ライン/PF3号　ロッド/JigFiGHTERS602H  LENGTH6'0"
        ACTION:HEAVY 　JiGWEiGT:MAX300g RELINE;MAX#4
この使用は一昨年より私の愛用している仕様です。
実は今期に入りこの仕様で、「積丹沖での大物エイ」
フッキングは私・・引抜は理樹、何故そうなんだか？
体長1ｍを超える大物魚・・物凄い粘り強さ！！
体力の無き73歳の私では、勝負に負け、竿ごと海面に、
若しくは腕を折ってしまうか・・なんです。
其処に比べ理樹は川で「1ｍ超えのイトウ」「80ｃｍオーバーの虹鱒」
海で「40ｋ超えのマグロ」・・ピンからキリまで釣り経験豊
獲物とのやり取り経験から熟知の為・・引抜仕上は彼にと！！
積丹エイ・・海面迄、しかし小型の6人乗りのボートの為船に
入り切らず・・リリース。
今回も・・乗船前船長曰く、深場に入るので、ひょっとしたら
「オヒョウ」が・・と、で　まず　60ｍラインにて、～80ｍライン
110ｍライン！！。此処で夏場の「大物タラ」一投目ジギングGET
二投目200Gジギング底切50Cm・・・・？？？？。

チョイ、チョイ～～ドぐ～～ン・・物凄い強烈なアタリです。
何とか10ｍぐらい迄、獲物を引き揚げ・・理樹にバトンタッチ
「親爺～～またかよ～～、ありゃ～～此れ、物凄いは～～」
回りの釣り人「本当に釣れてんのーー！！、根掛りじゃ～～」
様子を見ていた船長「こりゃ～～本当にオヒョウ掛けたぞ～～」
でここからが理樹の本番出番、30分のやり取りでやっとこ獲物、

海面へ！！。・・全員「デカ～～、～～、バケモンだ～～」
海面には戸板1枚は優に超す「巨大オヒョウ」
船長、船に装備の全てのギャフ持出、1回目のキャッチ、
2回目のキャッチ、3回目のキャッチを試みるも

大きなギャフのその都度ひん曲がり、啞然とするのみ。
理樹はその都度、獲物と駆引き・・ドラグは唸りロッドは撓り
本人は巻上、棒状に成ったロッドを、立て直し
私は写真を撮影する事など忘れて、これは凄い・・凄いと眺めるのみ
何とか仕留めれ～～・・と理樹、でも皆は、こりゃ～～アカン！！
その内獲物は流石、船底にラインを引きずり込みスクリューへ
ギリギリ～～プッン～～です。
釣り人の体力気力の限りを尽くした今回の格闘技
オヒョウに軍配、・・・でも、敗者にもアッパレ軍配です。
親爺、アレ、まず船に上げられなかったぞ、あのキャッチング装備じゃ～～
次に、万が一船揚げ出来たとしても、陸揚げ出来ないぞ！！
最後、車に1匹の状態では積載不能、切り分けるにしても
明日の朝まで～～です。
良かったしょ～～、姿、見れただけでも、又会えるよ～～何時か！！
しかし～～凄かったーーー、今度は自分で勝負してみな～～
此れ迄何回こんな事した～～、でも、無理だな～～73には！！。
「大きな約束」、つくずく今回の釣行でラストに近く成し親父と息子です。

コメント 2

写真より水彩画のほうが迫力伝わってっきますね！　見たかったです巨大魚！！
by tomi_tomi (2021-07-26 23:15) 

tomi-tomiさんへ★「開高健の物語」ではヒラメの戸板刺身
写真、見ておりましたが、まさか本物が、目の前に存在するとは
驚愕でした。そして、海底100ｍから、決して強者とは言えない
ジギング仕掛けで引き揚げる技、魅了され、美技としか・・。
北の海オホーツクのゴットからの「大きな約束」です。
by shirokma (2021-07-27 06:24)